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リビングセットの選び方

ここでは革張椅子、布張椅子、木肘椅子、応接テーブルについて解説致します。
お手入れの方法や注意点、特徴等いろいろとありますので参考にしてください。

革張り椅子
牛革の特徴
長 所
1.天然素材なので使うほどに重厚な味が出ます。
2.保湿性に優れています。
3.肌触りがよく、滑らかでしっとりしています。
4.染めつきでいろいろな色調が出せます。
5.強度に優れ、お手入れが簡単です。
短 所
1.高級な革ほど傷がよく目立ちます。(しかし、これは本物である証と言えます)
2.表面に傷がつきやすく、光により色あせすることがあります。
3.色調のばらつきが見られます。
製品の選び方
革のサイズ
縫いあわせの少ない大きな皮を使う椅子ほど高価です。なお、白やベージュなど色調の淡いものほど高価となります。(よい皮を使わなければ傷が目立つため)
皮の厚さ
皮の厚さが厚いものほど高価になります。
革の使用量
革の量を多く使うほど高価となります。一般標準サイズの総革肱掛椅子では1200デジ、長椅子で1600デジ、長椅子3点セットで約4000デジ使います。
※1デジは10p角のサイズです。
※牛一頭で平均400デジの革がとれます。
革の耐久性
他の張り材に比べて、革の耐久年数は長いものですが、お手入れと使用場所によって年数は異なります。使用場所で避けてほしいのは、直射日光の当たる部屋や冷暖房器具のすぐ近く(乾燥して色あせする)と、湿度の高い部屋(カビが生える)です。
手入れ方法、取り扱い上の注意について
1.柔らかい乾いた布で表面を拭いてください。
2.音頭の高い時期や乾燥期には、週に一度くらいの割合で温湯(40〜50℃)に浸した布を固く絞って拭き、その後乾拭きしてください。
3.素上調の革は乾拭きのみにしてください。
汚れの落とし方
1.軽い汚れは蒸しタオルを固く絞って表面を拭き、その後カラ拭きをしてください。
2.油汚れ、タバコのヤニ等の汚れは、温湯に中性洗剤を約500倍に薄め、布を浸し、固く絞って泡を取り、全体を拭きます。その後軽い汚れ同様に行います。(洗剤は完全にふき取る)
3.素上調の革は乾拭きのみにしてください。
革張りを長持ちさせるには・・・
1.直射日光の当たる部屋はカーテンを掛けてください。
2.普段のお手入れを正しく行ってください。
3.シンナー類(除光液含む)で汚れを落とさないで下さい。
4.エアコンの噴出し口の前に設置しないで下さい。
5.アジロや籐製品の硬いクッションやカバーは使用しないで下さい。(皮革表面が傷つきます)
6.化粧品、整髪料の汚れは早めに除去してください。(ただしマニキュアの汚れは除去できません)
7.ストーブの近くは避けてください。
布張り椅子
繊維の種類
天然繊維 羊毛(ウール)、絹(シルク)、綿(コットン)、麻(ジュート)
人造繊維 ナイロン、アクリル、ポリエステル、テトロン、レーヨン、キュプラ等
織り方の種類
平織り 縦糸(経糸)と横糸(緯糸)を交互に織った布で、織物の中でもっとも単純な織り方です。
綾織 経糸と緯糸を斜めに、表面へ糸を出した織り方。中には山形の模様(杉綾)など複雑な高級品もあります。
朱子織 経糸または緯糸を一定の間隔で飛ばして織る織り方。二つ飛び、三つ飛び、五つ飛びなどがあります。
ゴブラン織 平織りの緯糸に、たくさんの色糸を使って刺繍したような模様(花、風景)を出す織り方(ドイツ人のゴブランと言う人が発明)。ジャガード織機で織ります。
パイル織 モケット織・・・経糸をパイル(添毛)にする織り方で、これに色糸を使って色々な色調を織ることが出来ます。ただし一色しか織れません。
金華山織・・・柄モケットの一つで、柄を出すためにジャガード織機を使った毛足の長い織物です。(モケットは毛足が約1〜1,5o、金華山は毛足が約1,5〜3oくらい)
ニット これは編物で、女性のストッキング、メリヤスなどに代表されます。
人工スエード 本革のスエードに似せた織物で、ナイロン、ポリエステルを主材に、ニットまたは、平織りの組織をベースにしています。
耐久性
まず素材でナイロンが一番強く、ポリエステル、アクリル等の合成繊維がこれに次いで耐磨耗性が高い素材です。織り方ではモケット織、金華山織が強く、ゴブラン織、平織り、ニットは弱くなります。
お手入れの仕方
手垢や汗による汚れ
肘の前部、座の前部は特に汚れますので毎月一回程度、中性洗剤を温湯(40℃)で300〜400倍くらいに薄め、布地に浸し、固く絞って毛方向、または後ろから前、上から下の方向に拭いてください。数回繰り返し、その後きれいな温湯でふき乾拭きしてください。
飲み物や食べ物の汚れ
ティッシュペーパーや乾いた布ですばやく水分を吸い取り、中性洗剤を温湯(40℃位)で300〜400倍くらいに薄めたもので汚れの部分を押さえるようにして拭きとって下さい。その後きれいな温湯で拭き、乾拭きしてください。
口紅やマジックの汚れ
ベンジン(汚れ落とし用)やアルコールで部分取りをした後、汗による汚れの手入れと同じ手順で行うのみですが、植物繊維、動物繊維の場合はシンナーまたは除光液でふき取り、上記の手順で行ってください。(完全にとれない場合もあります)
応接椅子の選び方
POINT−1 まずは部屋のサイズと椅子の大きさを合わせてください。家具の面積は床面積の2分の1から5分の3が限度です。
POINT−2 8畳以下の部屋の場合にはハイバックより、セミハイバックかローバックを選んだ方がよいでしょう。お部屋が広く感じます。
POINT−3 座の硬さは必ず一度腰掛けて、自分の体形や体重にあったものを選びましょう。また座面は固めのほうが長時間座っていてもつかれません。
POINT−4 ソファーや応接セットを買いに行くときは夜(仕事の後)が良いでしょう。疲れたときに座って気持ちが安らぐようなものを選んでください。
木肘椅子
椅子に使われる木材の種類
カリン 耐久性が強く、固いため加工は難しいが、磨くと光沢が美しく高級材として世界に知られています。
ナラ くすんだ褐色で粗い木肌です。国産の中でも硬い木で木目が美しく、高級国産材といわれています。
ブナ 白色、淡黄色、淡紅色などの木材で木肌が細かく家具材として多く使われており、又、曲げ木にも適切な材です。
ラバートリー ゴムの木で、白色が多く、木肌は粗いが、くるいの少ない木です。原木輸入は出来ないため、現地で部品加工して輸入しています。
マトア 赤身の強い材で、ブナの性質に似ていますが、木目、木肌は粗いです。
選び方
1.脚部のしっかりしたものを選びましょう。特に脚の付け根部分に補強をしてあるものがよいでしょう。
2.お子さんやご老人の方がいるおうちでは、座面が革かレザー張りの物がよいでしょう。布の場合は汚れを落としにくくなります。
3.椅子を買いかえる場合は座面の高さに注意しましょう。テーブルの一番高いところ(天板の上)から座面までの間隔は25p〜30pくらいの間になる椅子を選んでください。(輸入家具や一部の古い家具は普通の食卓の高さより高い場合があります。)




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