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材料の取り方

(家具のサイズの秘密)

皆さんが家具を探すときやオーダーするときに
         役に立つサイズの秘密をここで紹介します。


 家具の材料にはすべて規格のサイズがあり、もっとも効率的に取れる(無駄が出ない)サイズを考えて作ってあります。

 大手のメーカーになると大量生産できるため、合板メーカーにオーダーして特別なサイズを作ってもらうこともあるようですが、ほとんどの場合は既製品の材料を使用します。

 まず、家具屋さんに行くと家具のサイズが大体同じだということに気がつかないでしょうか?たとえば巾なら90センチ、60センチ、45センチ、30センチという具合です。しかし、お客様の本当に欲しいサイズの物はなかなかありません。そうなるとオーダーすることになるのですがサイズによって価格が大幅に高くなったりしてびっくりされることがあります。そうすると「オーダーは高い!」と思われるのですが、その理由を聞けば「なるほど!」と思われるはずです。ここでは効率的なサイズと価格についてご説明します。
合板のサイズ

合板のサイズ

 家具を作る合板のサイズは大きく分けて2通りあります。左の図をご覧ください。3x6(サブロク)4x8(ヨンパチ)と呼ばれるサイズです。これは昔の尺貫法がそのまま残っていて3尺(約90センチ)と6尺(約180センチ)という意味です。※大工さんが建てる昔ながらの家は1寸(約3センチ)、1尺(約30センチ)、1間(約180センチ)という具合にサイズを出しています。

 この合板を無駄なく使用出来るように家具のサイズは考えられています。(既製品は特に)もちろん例外もありますがここでは基本的なサイズのみお話していきます。
効率的なサイズ

効率的なサイズ

 「効率的なサイズ」とは材料の無駄が出ないサイズのことです。たとえば左の図で説明すると3x6の合板を4等分します。すると高さ90センチ、巾45センチの板が4枚取れます。(切りしろといってのこぎりの刃の厚みだけ少なくなります。ここでは5ミリ)

 これを家具にする場合、表と裏に使用すると2枚のパネルが出来ます。これが側板(家具の側面)となり奥行き45センチの家具が効率用できるサイズということがわかります。(主に食器棚や整理タンスは奥行き45センチです)

 4x8の合板では高さ120センチ、巾60センチの板が4枚取れることになります。(主に洋服タンスは奥行き60センチです。)
効率の悪い取り方

効率の悪いサイズ

 「効率の良いサイズ」とは反対に「効率の悪いサイズ」とはどのようなサイズでしょうか?たとえば左の図のように巾50センチ、高さ100センチのパネルを考えた場合、表と裏に使用したいとすれば2枚の3x6板が必要となります。そして、無駄な部分がかなり多く、効率的ではありません。

 効率の良いサイズ(90センチx45センチ)では1枚の板から取れるのに、こちらのサイズ(100センチx50センチ)では4枚必要となってしまいます。たった10センチ、5センチ大きくなるだけでこんなに材料の差が出てしまいます。

 これが価格に大きく反映されます。もちろん手間は同じでも材料が4倍になってしまいますのでその分高くなってしまいます。皆さんが家具をオーダーする場合、思ったよりも「高い」と感じるときがあると思いますが、実はこのようにサイズの違いによって大幅に材料を必要とすることがあるからです。

 この場合は3x6板を使用した場合ですが、実際に作る場合は4x8板を使用しますのでこれほど高くはならないですが、4x8板は3x6板よりも割高なので価格的にはやはり高くならざるを得ないのです。

 簡単ですがご参考までに・・・

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