シックハウス症候群について・・・
シックハウス症候群とは接着剤等に含まれる揮発性化学物質(ホルムアルデヒド等)によってくしゃみやせき、目の充血、といったものから、頭痛、めまい、吐き気等の症状をもたらす症状のことである。
1997年に日本では厚生省がWHO(世界保健機構)のガイドライン値にならい、0.08ppm(空気1立方メートルあたり0.08ミリグラム)という値を示し、この値以下なら一般的な健康状態の人への影響はないとしました。
ちょっと堅苦しく書きましたが、私が思うには今のプレハブ住宅の性能(気密性)が昔と比べて格段に向上して空気の循環が悪くなったり、着工から引渡しの期間の大幅な短縮(三ヶ月くらいで家が建つ)が引き起こしたものではないかと思います。なぜなら、ホルムアルデヒドは時間がたてば身体に影響を及ぼすほどの濃度ではなくなるからです。
シックハウス症候群の原因物質の一つといわれるホルムアルデヒドは、主に住宅建材の合板(ベニヤ)や、クロスをはる接着剤から発生しています。今ではF1合板といった低ホルマリン仕様の合板が使われています。接着剤にしてもよほど悪質でない限り低ホルマリン仕様のものになっていますので最近の住宅は安全になっています。
今までは、大工さんに家をお願いしても1年くらい(大きな家だと数年)かかっていましたが、このときにホルムアルデヒドを含んだ合板を使用していたとしても、お客様に引き渡すころには身体に影響がないくらいになっていたのでそんなに問題にならなかったでしょうし、昔ながらの土壁なんかが家の通気性をよくしていたように思われます。
最近では低ホルマリン仕様の住宅になっていますが、昔ながらの大工さんの作る家は最初から低ホルマリン住宅だったのです。私の親父がよく「家はゆっくりと建てる方が良い」といっています。それは、木や土壁がよく乾いて狂いの少ない家になるからだと言うことでした。今ではそのことがよくわかってきたようにおもいます。
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シックハウス症候群にならないために・・・
では、シックハウス症候群にならないためにはどうすればよいのでしょう?それはとにかく換気をよくすることです。とくにホルムアルデヒド等の揮発性物質は高温になると発生量が多くなり低温ではあまり発生しないという性質をもっています。ですから夏の暑いころはとにかくこまめに換気をしてください。そうすることによって化学物質の濃度が下がります。それでもだめな場合は近くの保険所等に相談に行った方がよいでしょう。
最近では「ホルムアルデヒド分解水」とか、色々なものが出ていていますので、それらを試してみるのも良いかもしれません。(性能や価格(1500円)についてはこちらへ。)
あと、最近特に思うのですがマスコミ等の情報による病気(アレルギー)が増えているように思います。特に花粉症なんかはテレビや雑誌等に取り上げられる前はそんなに問題になっていなかったにもかかわらず、最近では私の周りでも沢山の人が花粉症になっています。「病は気から」というように花粉症もシックハウス症候群もあまり神経質にならないほうがよいのではないでしょうか。
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家具とシックハウス症候群・・・
ここ最近になって「健康家具」と呼ばれる家具が増えてきました。これは植物性のオイルで塗装した低ホルマリン仕様の家具のことです。当店でも最近の住宅環境の変化に伴ってオイルフィニッシュ(オイル塗装)の家具の注文が増えてきました。特に、保育園の家具はほとんどがオイル塗装仕様です。また、今年(平成13年)の府中家具展示会においても全面的にオイル塗装の家具(いわゆる健康家具)一色でした。
しかし、オイル塗装には身体によい代わりにメンテナンスというマイナス面があります。つまり、使いっぱなしではだめだということです。植物性オイルは年月が経つと蒸発していきます。そこで、もう一度塗装しなくてはなりませんが、その説明をしているメーカーや小売店がいったいどれほどあるのでしょうか?今回の展示会でも「身体に良いです」という説明は多かったが「メンテナンス」の説明がほとんどなく、逆にその話をすると「今回作ったばっかりでわからない」とか「必要ありません」という答が多かった。
ログハウスにすんでいらっしゃる方はこの様なことをご存知だと思います(2,3年に一度塗装しないといけない)が、ほとんどの人は知っていないのが現状だと思います。まだまだ、家具業界はこの様な対策に遅れているのでしょう。しっかりとした知識と情報を身につけていないとお客様からクレームがくるのは間違いないと思います。
すでにシックハウス症候群になってしまった方や低ホルマリン仕様の家にお住まいの方にはこのような「健康家具」のご使用をお勧めします。なぜならホルムアルデヒドは揮発性の為、空気感染(つまり、他の低ホルマリンのものに移る)
しますのでいくら家自体が低ホルマリン仕様だからといって、その他のものがそうでないと意味がありません。整理タンスなんかは直接体に触れる下着等をいれますので注意が必要です。 |
健康住宅で注意すること・・・
最後になりますが「有害物質のない家」ということは人間にやさしい代わりに、害虫にもやさしいということです。ある工務店さんに聞いた話ですが家を建ててしばらくするとお客様から「どうも虫が家の中によく出てくる」ということだったのです。健康住宅仕様の家は有害なものを使用しないので害虫ものびのび成長してしまったという話です。
野菜でも「無農薬野菜」は害虫駆除が大変です。私の家でも少しだけ畑がありますが、無農薬栽培するととにかく虫がいっぱいついて大変ですが、うちの親父に言わせると「虫も食べないような物を人間が食べて安全なわけがない」といいます。だから家では虫食いの野菜が沢山出来ます。見た目は悪いけど味は良いです。
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